コンタクトレンズを洗面台で間違って流してしまうと、寝ぼけてた頭がいっぺんで覚めることがわかりました。
レンズが所定の場所に入ってなくて、保存液のなかに浮遊してたのですが、それがわからずに流しちまったのです。あ、待って、って言っても遅かったっす。彼は待ってはくれませんでした。仕方ないのでコンタクトを作ることにしたのですが、わけあって特注品で時間がかかるので現在、いわゆるメガネ男子です。でも、黒いセルロイド系のめがねでイマイチかっこよくなく(確か作ったのは高校生だった90年代前半だった気がする)、気分的に鈍くさくなった気がします。鼻も高くないのでめがねが時間がたつにつれ下がってきちまっていちいち上げるのがめんどくさいし、ちょい疲れやすくて定期的につけ外さなくちゃ、なので、それもめんどくさい。なんか、必要なものって無くすとよくその重要性が判るってことをいま体感しています。



メガネもここで買い替えようか、とか思って地下街のめがね店を昼にちょっとだけ偵察しに行ったのですが、いまのメガネって、なんかオシャレやな、と思います。知らんうちにめがねってネガティブ要素だったのがなんだかファッションパーツみたいになってるのにびっくり。
実はファッションというものにちょっと疎く自信があまりないので、幾許かおしゃれなところへゆくとたまに「何を背伸びしとるねん!」みたいな微妙な強迫観念に駆られちまうんですけど、それを回避するためには仮面を被るような感じでオシャレなめがねをつけたほうが良いのかも、とオシャレなめがねを見てて思いました。