ビックカメラの本店がある池袋にあった三越の建物にヤマダがばかでかい店を開きました。ヤマダには行ったことがないのですが相当インパクトがあったらしく、できてからじわじわと秋葉原電気屋街の売り上げが下がったなんてニュースが流れ、ほんとに秋葉原だけが影響受けてるのかな、と思ってるうちに新宿さくらやが閉じちまいました。勤務先のそばにさくらやの支店があってそこでポイントを貯めててあちゃー、と思ったんすが、そのポイントはビックが引き継いでくれるみたいっす。で、新宿のヨドバシカメラビックカメラの至近距離にヤマダが出てきます。もうCMも流れててそのうちたぶん壮絶な値引き競争が勃発するのかなー、と推測してます。その競争に耐えられないと判断して足抜けしたさくらやは頭が良かったのかもしれません。
で、さくらやで貯まってたポイントは(向こうからすれば顧客情報と買い物履歴っていう役にたつ情報の対価であってもこちらからすれば)お店がつけてくれたおまけのようなものなので、銀行の利息と違ってなくてもいいものなのですが、なんとなく「貯まってたものが消えちまう」ってのはどこか惜しいと思ってました。たぶん、使えば得をする、ってのがわかるからでしょう。惜しい、ってのと得したいなあ、ってのを捨てきれないので、そのうちなにかのついでにどこかのビックへ寄るつもりです。いつからか損得をけっこう考えるようになってます。どこかみみっちいのですが。


損得抜きを平気でできる人や子供っぽい嫉妬を乗り越えた人はオトナだと思うし粋だしカッコイイんすけどその態度がなかなかできないんすよね。仕事に関することで責はないけどその場を凌ぐために頭下げる必要があったときなぜか損得勘定が頭に浮かび、これってちょっと損な役回りだよなー自分にとって得なことはなにもないやん、なんてことを口には出さずに内心もやもやと考えちまったんすが。
心底かっこいいオトナになるにはその道のりはちょっと遠いかも知れないっす。