何度も書いていますが大人になる前から卵が苦手です。すき焼きは意地でも卵をつけませんし、茹で卵も避けたいのでサンドウィッチを買いにベルマートに入って卵が入ってるミックスサンドしか残っていなかったらサンドウィッチを諦めます。
個人的に困るのがパンで茹で卵が見えない場合があることです。東京ローカルな話で恐縮ですが亀戸や吉祥寺にアンテンドゥというベーカリーがあるのですが、カレーパンの中に茹で卵が入っています。ついでに書くとリトルマーメイドというのが堀切菖蒲園や藤沢駅南口にあるのですがそこはよりによって半熟卵です。カレーパンにどうして茹で卵や半熟卵を入れる必要があるの?そんなもの無くてもいいのでは?と疑問に感じるのですが消えてなくならない事実からすると世間では人気があって、おそらく疑問に思うのは私だけの可能性があります。なお初めて入った店ではカレーパンが卵入りか否か必ず尋ねます。
以前新富町や小田急新宿にHOKUOというベーカリーがあり、そこで焼きたてのピロシキを食べて以降、ピロシキが好きになりました。しかしHOKUOは東京から撤退し、時節柄やむを得ないのかロシア料理のカテゴリーに入るピロシキを扱う店は住んでいる街にも職場のそばにもありません。が、今秋、吉祥寺駅の成城石井で揚げピロシキを見つけ、買っています。ただ残念ながら挽肉や春雨のほかにこのピロシキには(クラッシュしてあるのでそれほど自己主張はないものの)なぜか茹で卵が入っています。ねえどうしてそんなもの入れるの…感が強いのですが、やはりそんなこと考えるのは私だけかもしれません。
ここではてなの今週のお題「好きなパン」を引っ張るとなんとなく察して頂けると思いますが卵が入ってないピロシキやカレーパンということになります。ピロシキはいまのところ探索中ですがカレーパンは大丸に入ってる銀座木村屋のものがわりと好みです。もちろん卵は入っていません。
以下、くだらないけど切実なことを。
以前住んでいたというか育った街の(いまは潰れた)パン屋にはなぜか8分の1に切ったアップルパイがときたまあり、あったらそれを買って来てトースター等で加熱したあとバニラアイスを添えて食べていました。当時はそんなこと考えてなかった可能性が高いのですがいまから思えばおそらく美味であったはずで、しょっちゅう食べていたわけではないものの、いまでもパン屋で目で探しちまうことがあります。アップルパイはパンに含まれるかというと微妙ですが含まれるならやはり好きです。そしておとなになる前に覚えてしまった味覚はなかなか消去できないような気が。
もし中央線沿線のパン屋で棚にアップルパイが残が2もしくは1だったとき、それを探している挙動不審の中年が居たら、生暖かい目で遠慮のかたまりにしていただけると幸甚です。