26日ヨーカドーで

ここ十年以上ずっと宮城のひとめぼれというお米を食べていました。きっかけは311でヨーカドーが積極的に宮城県の農産物を紹介していた時期があって「ああ、そういうことならば」と意図的に買い、いつの間にか舌が慣れちまっていたのでずっと買い続けていた次第です。慣れというのは恐ろしく、旅先などで(笑われそうなのですが特に関西方面へ行くと)常にではありませんが白米のごはんを食べると「なんか違うな」感があったりしました。

最近の米不足でヨーカドーで宮城のひとめぼれを含めすべての米が手に入らなくなり、隣りの駅の店で偶然見つけた北海道産のななつぼしを手当てして、ここのところそれを食べています。最初は「なんかこう、あっさりしてる?」感があったのですが次第に慣れ、幸いなことに「なんか違うな」感はなく、いまのところ美味しく食べています。あとで知ったことですが「ななつぼし」の父親だか母親だかが「ひとめぼれ」でさして違和感がないのは当然で、血(…血?)は争えないなあ…と。

さて、退勤後にパンを買いに寄った際に眺めたのですが相変わらず住んでいる街のヨーカドーではお米がありません。もうずっとないです。ただ先日名古屋市内のイオンであきたこまち10キロを見かけてて(というかそれ以外は棚の米はすべて売り切れてて)、一瞬迷ったのですがまだ残りがあるのと名古屋から東京まで10キロ持って帰るのもなあ…と諦めています。ただ地域によっては出回りはじめてるのは確かなようで。

棚に米がないというのがこれほど不安になるものなのか・米ってあると安心するものだったのか、というのをここのところ改めて思い知らされています。もっとも、もしかしたらそれは私が食い意地が張ってるだけかもしれない可能性にさっき気が付いたので、このへんで。