どうしてそういうものが食べられるようになったかは不勉強で知らないのですが、岐阜県には味噌や醤油で下味を漬けた鶏肉をキャベツ等と一緒に焼く鶏ちゃんという料理があります。
岐阜からそれほど遠くない関で食べた鶏ちゃんは味噌醤油の味付けが比較的濃い目で、意図的にその部分を加えたと思われるキャベツの芯の甘味ともマッチしてそれはそれでイけて白米がススんでいます。前回岐阜(正確に書くと岐阜市内)で食べたときにはどちらかというとピリ辛味のものでそれを最初は期待していたので正確に書けば期待外れではあったものの、でもほんとよい方向の期待外れで正直零れ幸いでした。あとで知ったことですが古い伝統的な料理ではなく戦後生まれたもので、ゆえに無数のレシピがあるようで、岐阜と関でこれだけちがうのなら飛騨や東濃に行ったらどうなるのだろう?とか想像がちょっと膨らんでいます。
美味いものにぶち当たると人って想像が膨らみませんかね。そんなことないかもですが。