いま住んでいるところの駅のそばにヨーカドーがあって、そこで退勤後などに買い物を済ますことがあります。少し前から米の流通量が減ってることは新聞などで知ってはいて、しかし1回につき1袋までという制限はついていたものの先月末くらいまでは見かけるたびにけっこう在庫がありました。ので「いうほどひとくないのではないか」とタカをくくっていたのですが。
昨夜退勤時にヨーカドーに寄ったときに豆腐類のすぐそばの米の棚を眺めるとスッカラカンで、残ってるのは玄米ともち米だけで、ちょっと動揺しちまってます。311の直後にも似たようなことがあったのですがあのときは物流網が寸断されたからであって、今回は物流は関係ありません。ああほんとに米不足なんだな…と。
帰宅して米の残を確認すると今週は持ちますが来週には無くなりそうな状態で、なのでなんだか泥縄なのですが探そうと思い立ち、今日の退勤後に一駅手前で途中下車しそこの駅前のスーパーをのぞくと在庫は豊富ではないものの「ななつぼし」があったので一袋確保しています。いつも食べてるのが「ひとめぼれ」で、さっき確認したら食味が異なるっぽいのですが、贅沢はいってられません。
さて、くだらないことを書くと、以前読んだ本に日本人は米食悲願民族ではないかという仮説があって読んだときは「そうかな?」程度だったのですが、昨日から今日にかけての米探しのわが身の行動を振り返ると「そうかもしれねえ…」と腑に落ちています。なんだろ、米が足らないと知ると不安になるのは理屈ではないのかもしれない…などど馬鹿げたなことを考えちまったのですが、米って喰う人を馬鹿にしてしまうのではないかな、と(そんなことないかな)。