電車内で

ここ何年かの低金利政策の影響で新発の国債を買うと現金がおまけでついてきてて、取引のある銀行からその説明をはじめて受けたとき「やっぱ変だよこの国」感がありました。

でもなんですが。

隣県に株式を持っている小さな会社があって、そこは甲府信金から融資を得て数年前に新しい設備を入れています。決算の書類を眺めてる限り今期の業績にその設備があることがプラス要因となってて、しかし低金利を奇貨としてできたことなので「やっぱ変だよこの国」と立場上云い難くなっています。

金融や経済に強くないので話を横にそらすと、その会社の株主総会に出席するために隣県へ向かうまでの電車の車内はまばらだったのですが、インバウンド解禁の効果なのか異国からの旅行客が複数いました。高尾から先はほぼ英語の案内がないせいか、尋ねられています。拙い英語で対応しつつ、最後に儀礼的にVon voyageと口にしてたのですが、それが英語じゃないことにしばらくしてから気が付いています。時すでに遅し。慣れぬことをし浮わついてたのか、なぜそんなことを口走ってしまったか、おのれのことなのに謎です。先方が変な顔をしてたわけでは無いものの「やっぱ変だよこの国」と思われてなければいいのですが。