白内障手術後3週間目の現況(もしくは本が読みにくい状況についての雑感)

何度か書いていますが先月に白内障の手術を受けました。手術そのものは巧くいったものの、きちんと書くと術後に眼圧が高い状態が続いています(幸か不幸か無痛なので自覚症状はない)。たまにある副作用というか症例らしく、私の場合は術後投与されたステロイド系の点眼薬が原因であるとほぼ特定できてるので対策を取れるのが救いです。

でもなんですが。

最初は「術後1ヶ月くらいしたら新しいメガネやコンタクトを作りましょう」という話であったのですが、残念ながらそれがもう4週ほどあとに伸びてしまってます。

(数日前にも書いたのですが)いまのところ日常の業務に裸眼では支障はないものの、残念ながら文庫本や辞書の活字がかなり怪しく今までのメガネを掛ければ読めるもののしばらくすると違和感がでてきます。いちばん良いのは左目を瞑って読むことではあるもののそれもずっとは出来ません。「読書をしなくちゃ死ぬわけじゃないんだからもう4週くらい我慢しろよ」と云われればその通りでぐうの音も出ません。ぐう。

話はくだらない方向へすっ転びます。

2年ほど前に新刊が出たっきりずっと音沙汰がなかったずっと追ってるラノベの青ブタ(青春ブタ野郎シリーズ)の新刊が12月9日に出ます。書影を見る限り前作でおそらく量子もつれの状態に陥ってしまってる登場人物がおそらくヒロインで「たぶん舞台は再び藤沢なんだろうな」とか「なんの媒介も無く情報を共有するとして、どういう物語になるのかな」とか想像も期待も膨らむものの、上記のように新しいメガネとコンタクトは9日までには絶望的です。

まず下旬までききわけの良い子に徹し新刊をいっさい開かずあとで一気に読むのがベストですが、それこそ蛇の生き殺し状態で10日以上過ごさねばなりません。次いで毎夜疲れるまでメガネをかけて少しずつ読むのも一つのテですが、何夜かかるかわかりません(と同時に、バカにされそうなことを書くとそれも魅力的かもしれないと感じています)。そしてパソコンが大丈夫なら電子書籍を買ってパソコンで読めば?とも助言を受けていて、いままでずっと電子書籍は一切持っていない本は紙派だったのですが「読めるならそれでも良いかもしれない」と一冊限りの浮気にちょっと心が揺らいでいます。

というか、本を読まずにいると自然に死に至るわけではありませんが本が読みにくくなるという状態が続くのがこんなにもキツいとは正直ちょっと想像していませんでした。そして「うわああああどうしよう」とくだらないことで思いが千々に乱れてるのですが、くだらないことほど思いが千々に乱れることないっすかね。ないかもですが。