点眼薬のミスを防ぐ方法について試行中

先日の白内障手術の時のことをもうちょっとだけ引っ張ります。

院内では生年月日と本名を繰り返し繰り返し解答する必要がありました。たとえば術前の準備室では生年月日と本名を患者本人(=私)に質問しそれに答えたあと看護師さんが改めて暗唱しながら’(おそらく)指示書を確認し、その上で複数回の点眼や点滴経路の開設処置等を行っていました。さらに右眼左眼どちらを手術するかを本人に質問しそのあと(おそらく)指示書を確認し、手術する側の目の横にシールを貼り、シールを張ったまま手術室へ移動しています。手術室でも顔見知りのドクターが生年月日と本名、それにどちらの眼を手術するかを患者本人に質問し、その答えをそこにいたドクターとスタッフが暗唱した上でシールを剝がし手術がはじまっています。「人は間違うかもしれない」という前提の上でないとそこまでの対策は考えつかないのではないかと思えるほどに対策を重ねていて、(実際に手術室で唸ったわけではありませんが)唸らされています。

話はいつものように横に素っ飛ぶのですが。

手術したほうの目には一日4回の点眼薬が2種、一日2回の点眼薬が1種でています。順番は問わず5分の間隔を開ける必要があって、これをしばらく続けなければならないのですが、シロウトながらも抜いたらとんでもないことになるかもしれないと考え、ちゃんと点眼しています。根はズボラですが恐怖はズボラを矯正するのではないかと思われます…ってそんな話をしたいわけではなくて。

院内での体験が印象深かったこともあって声に出せばミスは減るかもと考え、点眼せねばならない点眼薬をあらかじめすべて出して右側に置いておき、5分後に鳴るようタイマーをかけ、薬品名を読み上げたあとに点眼しすぐには右に戻さす左側に置く、という作業をいまのところしています。それで同じ点眼薬を連続して点眼するミスは防げてるのですが、もうちょっとスマートにやりたいと思いつつ、他にちょっと思いつかなかったり。