30年以上前のやさしいウソ

10代の頃からまぶたの裏に結石ができやすかったりします。眼科で麻酔の目薬をさして針でとってもらうのですがここのところ忙しかったのでしばらく眼科から遠ざかってました。でもちょっと変だと思って観念して眼科へ行き、処置をしてもらえてます。麻酔の切れた後は違和感がいつもあるのですが耐えられないほどではありません。

「結石は大人になったら出来なくなる」なんて10代の頃にいわれていて、それをどこか信じていたのですが、いまでも出来ます。ということはもしやこれは私が大人になってない証拠なのでは…ってくだらない冗談はさておき、ドクタに確認すると「年齢関係ないです」とのこと。だとすると、当時担当してくれた駿河台の病院のドクタはなぜ希望を持たせるようなことをいったのか。考えられるのは「やさしいウソ」だったのかも、なんすが。もちろん正解はわかりません。いまは諦めがありますが10代の頃に「永遠に続くよ」と云われてたら「うげー」となってたでしょうから、そのやさしいウソは効果はあったかな、と。

どの科でもドクタには事実をいってほしいと思いつつも、30年以上前のやさしいウソを糾弾するつもりはないです。でも、なんだろ、やさしいウソをなんかおかしいと思いつついくらか信じてたせいか、いくらかの動揺がないわけではなかったです。でもって些細なことで動揺したのでやはり完璧な大人にまだなれてないことも自覚したのですが。