「いくらか先」の錯覚(もしくはワクチン接種のこと)

いま住んでいる街(≒東京の多摩地区の小さな自治体)は去春の段階で病院のクラスターが発生していて、その当該病院と住んでる街の市役所が連携し、保健所が介入してることや外来等をすべて止めてることを含め入院患者や院内関係者のPCR検査をしてる旨の告知や具体的な感染者の属性や数などの重要な情報を適宜公開しました。他の病院でもクラスターが発生したときにも同様の対応をとっていて(追記:3月末に起きた市内の病院のクラスターは5月初旬で累計で患者135名、職員21名まで拡大しててそれを包み隠さず告知しています)、悪い情報でも適宜ちゃんとした必要な情報を隠さずに出す、ということは、疑心暗鬼を生じる隙を与えないのだなあ、と改めて思い知っています。

退勤時に郵便受を除くとチラシが入っていて、そのチラシは(上記のように律儀に情報を公開する街なので)今後のワクチン接種スケジュール表で、(「変更になる場合があります」という留保があるものの)計画どおりなら7月末までに高齢者を対象に接種して、8月から2月にかけて基礎疾患のある人や施設従事者、そしてそれ以外の順っていうことのようで。性格の悪さは自覚してますがどこかが悪いとか重篤な基礎疾患があるわけではないし病院や福祉施設で働いてるわけでもないのでおそらく最後のほうになるはずで、なのでチラシを手に「最後だったら2月かあ…」とは思っちまいました。

先の見通しは「まったくない」よりは「あったほうが良い」のですが、いくらか先だとなぜか「遠い未来」感があって「ほんとそんな日が来るの?」という気がしないでもないです。

ただ自治体レベルでどうこうできる話でもないはずで・悪い情報もちゃんと出す街なのでそれが精いっぱいなのも推測できるので、なので手洗いはもちろんのこと、のどのアルコール消毒も忘れずに気長に接種の機会を待ちます。