リニア見学センターへ

隣県へ出かけていました。主目的は遊びではなかったのですが、そのまま東京に戻るのがちょっと惜しいので、都留市

県立リニア見学センターを訪問しています。

上は近くの道の駅から見学センタと実験線を眺めた写真で、鉄橋部分が実験線です。実用化されれば上野原から都留市を経て笛吹市までの実験線も転用される予定(のはず)。訪問して知ったことですがほぼ営業運転に必要な技術の開発は済んでいて、未来は予測できないほど遠いわけでもなくあんがい近いのかもなあ、などとシロウトながら思いました。

展示物はちょっと前のもので、現在は液体窒素や液体ヘリウムを使うマイナス296度まで冷却する超電導磁石ではなく(冷凍機だけでなんとかなるマイナス255度で超電導を起こす方式にすることにより液体窒素と液体ヘリウムをなくして低コスト化を狙う)高温超電導磁石の耐久性の検証などが行われています。

当然超電導超電導磁石の説明もあって、しかし理屈は頭で理解できていてもいざ実際浮遊するところをみると毎回不思議に思えてしまう程度に文系です。でもって実験の最中にリニアの走行があると実験を中断し

超電導の仕組みの聴講者は私を含めほぼみんな(網越しに)リニアを撮影していました。時速500キロ超でそろそろ通過する旨のアナウンスが入り、見学コーナーで待ってるうちに「あと10秒!」と声がかかり、(トンネル内を走行するので)轟音がきこえ、現れたとおもったら目の前をあっという間に通過してゆきます。

約43キロの実験線を最高時速500キロで右往左往するのでけっこうな頻度でリニアを見かけることができるので都合4回ほどチャレンジしたのですが、先頭車を撮影することは1回もできず。500キロって手で追うことが難しいです。退館してから「動画で撮影すればよかったのでは?」と云われたものの、どうしてそれを館内で云うてくれなかったのか。

些細な個人的なことを書くと、小さいころに図鑑で未来想像図の中で眺め、その後も伝聞でしかなかったものを目にすると、なんだろ、技術革新がちゃんと進んでるのだな、と実感しました。

帰りがけ、ほうとうの材料を購入してます。前回、ほうとうを作ったときに失敗とまではいわぬまでも見た目がよろしくなく、もしかしてかぼちゃを煮すぎてしまったのではないかと睨んでて、今回はかぼちゃを最初から入れることはせず後まわしにしたら案外味も見た目もイけました。かぼちゃドロドロのほうとうも捨てがたいですがそうでないのもマスターでき、分野は違いますがとりあえず個人的にも技術革新をこの週末ちっちゃいですが進めてます。

なお、都留市や大月のある山梨県東部はこの週末で5分咲きくらいです。現場からは以上です。