病院の入り口で

比較的大きめの病院だとおそらくどこでも今は入り口で検温が実施されてることが多いはずです。通院しているところもそうで手のアルコール消毒のあとで非接触式体温計で必ず検温をしないと原則は先に進めません。ところが私はこの非接触式体温計をつかうと検温できないことがけっこうあります。今日の午前中もおでこでやって2回ともダメでした。ついで右腕首でやって2回目で人並みの体温がやっと出てます。後ろにひとが居たので(つまりわたしのせいでその人も前に進めないので待たせてしまったわけで)咄嗟に「おれ、ゾンビみたいです、なんだかすいません」とマスク越しに謝ったら検温担当の病院の人も後ろにいた人もふふっと笑った(ようなきがした)ので、結果その場の空気が和み「なんだかよくわからないけどヨシ!」であったりします。もちろんゾンビの体温が低いのかどうかも知りません。てか咄嗟の判断でなぜ笑いを取りに行こうとするのか、おのれがよくわからないです。が、検温の結果判ってるのは卒業式関係なく冷たい人であることくらいで。

冷たい人だから温泉に浸かりたくなるのかどうかはわかりませんが、病院につくまでに箱根の広告をみちまったせいもあって「温泉に行きたいな」などと漠然と思っていました。しかし見慣れた景色の中にある仮設の発熱外来は東京でいま何が起きているのかについてすごく雄弁で、箱根町には申し訳ないけど「いまはそれどころじゃないよな」と温泉欲は雲霧消散しています。ドクタからも感染症に気を付けるように申し渡されてるので相変わらずの手洗い励行とマスク着用を厳守するつもりです。