笹かまもしくはかまぼこの個人的宿題

幕の内弁当は必ず鮭か鯖、卵焼き、それにかまぼこが入っています。富士駅三島駅ではわさび漬けが入るのでそれを付けて食すのですが、入ってないことも多いです。そこらへん考慮するとかまぼこというのはそれ単体で白いご飯を食べるものなんだろうな、という推測がつきます。でも「かまぼこじゃなくたっていいじゃないか」といつも思います。怒られそうなことを書くとかまぼこと白いご飯ってあまり合わぬ気がするのです。(死んだ両親はかまぼこをほぼ買うこともなかったし食べることもまずなかったので)幕の内弁当以外でかまぼこをおかずに食べた記憶があまりありません。

春先からこちら、おそらく地域経済への支援なのだと思うのですが、退勤後に寄るスーパーでは北海道から九州まであちこちの決して大きくはないメーカーの品物を積極的に扱うようになっています。「赤天ぷら」とか「しなべきうり」とかここではじめて知った食材も多いです。東京ももちろん私の財布の中も景気がよいとはいえませんが、地方経済もなんとかしないとな、と思って手を伸ばすことがあります。

宮城県のおそらくそれほど大きくはないであろう会社の笹かまを先日買いました。値引きのシールが貼ってあってなんだかそれで返品になったらなんだか気の毒だな…と魔が差して手にしてます。もちろん白いご飯にあうとも思っていないです。とっさの判断でゴーヤと小さめのニンジンを買い、帰宅してから買い置きのタマネギの残りを加え、醤油と酒、それに塩コショウでゴーヤチャンプルー(ゴーヤ炒め?)っぽく仕立てました。炒めものに入れても良いのだな、と悟ったのですが。

笹かまもしくはかまぼこをどう食べるのが最適なのかは、知識不足で・不勉強なので、相変わらずわかりません。たぶん前にも書いたかもしれないのですが、いつかいっぺん機会があったら宮城で笹かまがどういうふうに食べられてるのか現地確認してみたいです。ただ、今日の報道を見る限り、しばらく都民は旅そのものが遠のいてしまったっぽいのがちょっと悲しかったり。