色の記憶

東京に中央線というのがあります。わりと頻繁に止まっちまう困った東京の大動脈です。

何年か前まではオレンジ色の電車が走っていましたがいまはステンレスの車体にオレンジの帯の電車になっています。ここで130年記念で昔のオレンジ色のラッピングをした電車が走ってるのですが、「こんな色だったっけ?」感が抜けません。毎日見てても色までは覚えてないものなのだなあ、と。

それをふまえて改めて覚えてるはずの光景を思い出そうとしたのですが、色までは怪しくなってて、おのれの記憶の脆さをすこし実感してます。