同棲しているわけではなくだいたい週末はなるべく一緒にメシを食べたり過ごしているのですが寝るときは必ず同じベッドです。なぜそういうふうになったのかまったく記憶がないのだけどいつでも私は壁際が定位置で、朝にメシを作ろうとして先に起きるときにそーっと離床するのですが相手を起こしてしまうことがあって、おれが床でも良いからさーと別々に寝ることを提案したことがあったけどそれだと寝る前に話ができない、ということになって何度も拒絶されて今に至ります。起こさぬようそっと離床するノウハウはかなり蓄積されてて、同じベッドの相手を起こさぬよう離床する選手権があったら地区予選で6位入賞くらいは狙えるはずですって、そんなノウハウはなんの役にも立たないのですが。
似たような体格であっても布団の中でコバンザメのように(ってみたことはないのですが)ずっと引っ付いているわけでもなく、一方が動かなくてももう一方が寝返りをうてば布団に若干の隙間がどうしてもうまれます。その隙間から朝の冷気が入ったのか、朝起きた時点でくしゃみを数回連発していました(不思議なことに私はまずそういうことがない)。冬の朝に何回かみられる光景で、いちおう寒い時期対策として羽毛布団に換えたり大判の電気毛布を入れたりしてるのですがあんまり効果はないようで。やはり別々に寝ない?って喉まででかかって、しつこいって云われるのもイヤなので云わなかったんすが、先人がつけたものではないものの、毎年同じ轍を踏んでいるような。つか、この先も同じ轍しか踏めないかもしれないのですけれど。それがイヤかというとそれほどでもないのですが。