今夏素麺を貰ってアドバイスをいただいたり自力で工夫してその処理に明け暮れたことは以前書いたのですがずいぶんとはやい段階でめんつゆに飽きてしまい、そうめんを処理したあとに残ったのがめんつゆです。ほぼ麺類を作らないので肉じゃがを作るときなどにちまちま使うつもりでいたものの、しかしその存在を忘れていました。だもんで、秋が深まってもまだ冷蔵庫内に夏の残滓が残っています。
この週末、めんつゆベースでちゃんこ鍋にしようと考えて、つゆを紀文のレシピを参考に挑戦してみました。つゆの材料としてめんつゆはもちろん顆粒の鶏がらスープの素や砂糖、塩、酒などは理解できたのですがプラスして紀文のレシピで出てきたのが柚子胡椒です。柚子胡椒の存在はしっていてでも薬味代わりと考えていて、汁物だと柚子胡椒を作り置きの豚汁に食べる直前で入れたり、ということをしたことはあるのですが、予め汁物に入れておくことは経験が無く、投入することに若干の躊躇いがありました。でもまあダメだったら謝ろうと考えて冒険することにして柚子胡椒を加えて作ったのですが、いざ鍋にして食べてみると風味がさわやかになって良い意味で期待を裏切られました。冒険してよかったんすが、なんだろ、ついでに知らなかった世界への扉をあけてしまった気が。
しばらく柚子胡椒をつかってなくて新しいものを買ったので、冷蔵庫内のものを処分するつもりで別のものを増やしちまったんすけど、肉じゃがもイけそうな気がするのでそのうちやってみます。