不確かな記憶

帰宅時に偶然、勤務先を出てから名前を呼ばれて声を掛けられました。無視するほど人非人ではないので振りかえると一時期仕事の関係で連絡を密にしていた他の部署の異性がいて、しばらく近況報告っぽいことになったのですが、その人と連絡を密にしていた前後の課題や解決にいたるプロセスなどは詳細に思い出せたものの、そのとき咄嗟に肝心の名前が思い出せません。社内だったらプレートをつけてるのですが外ですからわからず。ひやひやしながら相手の名前を思い出せなくとも会話は成立しててなんとか切り抜け、しばらくして地下鉄に乗って吊革につかまってるうちにやっと思い出せました。
博多華丸大吉師匠の漫才の中に「人間の記憶は不確かでしょ」といって実例として「夜はちゃんぽんだった」けど「昨日のお昼ごはんがなんやったか…」と思い出せないシーンがあります。ほんとは笑うべきところなのですが、人間の記憶が不確かであることを実感してしまうとあんまり笑えないところがあったり。