なぜそうなったかわからぬものの同性のカップルがいたとして、そのうち一方をなぜかネコと呼びます。もう一方を犬ともネズミともよばないので、謎です。しかし誰もが知っている言葉ではないので誰が読むかわからないここではあまり使っていません。私はネコです、って書いたとすると場合によっては、こいつ頭がオカシイ人やねんな、かわいそうに、ってなっちまいます。書くほうと読むほうに知識を含めたなにかしらの同質性があればなんとなく察してもらえますが同質性が無かったらそれまでです。でもって意図が通じるとか実はすごく奇跡的なことなのではないかと思っています。前にも書いたかもしれないのですが文章というのは他人の考えがそのまま書かれてることがあってまったくなにを云ってるのかわからなかった経験があって、その経験を反面教師として学んだことは「頭の中のことを見ず知らずの他人と共有できるように考えて構築することが重要」で、でもそれって書けば簡単な、しかし実行するのはすっごく難しいことです。同質性があるかどうかもわからず共通の基礎知識があるわけではないかもしれない他人を意識せねばならず、単純に頭の中で考えるよりも深く考えねばならぬということで、文章の公開を継続していると「うわあ、おれバカだな、めんどくさいことに手を出してしまってるな」感がいまでもあります。めんどくさいことから撤退してないのは深く考えることを止めちまったらただでさえバカなのがよりなんにも考えないバカになるかもしれない、という恐怖感からです。
さて、来年春に「はてなダイアリー」が終了することが今日、はてなから公式に発表されました。「はてなブログ」という似たようなサービスがあるのでいつかこんな日が来るのだろうな、と思っていたので驚きはありません。来春までは散発的に更新を継続するつもりです。いましばらくのお付き合いのほどをよろしくお願いいたします。くだらないことを書くと「はてなブログ」に移行するようはてなではよびかけていて、しかしその「はてなブログ」が重くて、さらに広告出さないようにするのにダイアリは288円かかるのですが、ブログは倍以上してて「はてなはん、ほんにええ商売してまんな(怪しげな京都弁で)」とつぶやきたくなるんですけど、よりなんにも考えないバカにはなるつもりはないので、予定は未定ながら来春以降も継続を考えています。
なお公式な決定事項ではないらしいのですが、ダイアリ終了前であってもフューチャーフォンでの閲覧がもしかしたら難しくなるかもしれません。書いたほうからすると痛くもなんともないけど、みるほうからすると不便になっちまうような。「情報との出会いの機会を増やすことで、社会を豊かにします」ってはてなのミッションにあったんだけどなあ。