植物と気象

植物は秋口から冬にかけて休眠するやつがいます。桜がそうで寒さによって目がさめます。それを休眠打破っていうのですが一定の低さが必要で、数字はちょっと記憶が不確かですがある一定寒さが蓄積すると休眠打破で、そこから平均気温が累積してソメイヨシノの場合400度に達した日に開花、っていわれています。
開花予想図などで桜の場合東京が先に咲いて山陽や九州の方があと、ってことがあり得るのですが、これは休眠打破が関係してきます。ある程度寒い日が続いたほうが休眠打破の時期が早いので東京の桜は眠りから覚める時期が早く九州のほうが遅くってことがあり得ます。休眠打破が東京より遅くてもそこから累積して400度に達するまでが九州が早かったら桜前線は南から北へ上がるのですが、常にそうなるとは限らないです。植物と気象って深く関係してて探求するととても興味深いのですが、ってそれは横に置いておくとして。
東京はわりとまだ朝晩冷え込んでいて400度になってないのか桜はまだです。スギの場合は休眠打破のあと開花するまでの累積した温度が桜より低く、ですから既に花粉を飛ばしちまいます。寒いうえに既に杉が花粉を飛ばしてて、花粉症対策はしてても結構きついのが悲しかったり。