寒さ対策

はてな今週のお題が「冬の寒さ対策」なのですが。
東京の場合は津軽のように雪深いわけではないのであまりヘタなことは云えません。が、それなりに寒かったりします。春が来たら来たで花粉症に苦しんで春ほどつらい季節はないってなふうになっちまうってわかりつつも出勤時にとびきり寒い朝が続くと早く春にならんかなーなんて考えちまう程度に寒さは苦手なので、マフラー他防寒対策はきちんとしてます。通勤時には手袋は必須です。たまに手袋が行方不明になることがありますって、手袋がどこかへ歩いてくわけではありませんから、どこへ置いたか・どこへしまったか判らなくなるだけのことです。そのうち再発見できることが多いのですけど
「手袋の左ばかりになりにける」
という正岡子規の嘆きの句が身にしみてよくわかることがあります。今冬は現在のところそんなことはありませんがどこかで落としたり・探して出てこなかったら仕方ないですから買うしかありません。こういうとき片手だけ売ってくれないかなあ、なんて思うのですが世の中そんな甘くはありません。でもビジネスとしてどうだろってたまに考えるのですが在庫管理が難しそうですねってくだらない話はともかく。
ちょっと深刻なのは寒くなるとなぜだかわからぬものの経験則として思考が悲観的になることが多いです。たとえば手袋の右が出てこなかったらなんでおれは定物定位置っていうかんたんなことができないのかとかかんがえちまう。(あとから振りかえるとそれほどでもないことでも)新たな課題を退勤時などに寒い夜道を歩きながらあれこれ考えると「なんだか大変そうな」「ダイジョウブかな」っていうふうになっちまいます。冬に悲観的になってしまうのはおそらくいままで生きてきた中でプレッシャーのあることの佳境が冬に多かった刷り込みもあるかもしれません。でもってこれまた経験則の話で恐縮なのですが、思考が悲観的なってると途中で気がついたら(手袋をさがしているときは別として)なるべくあたたかめのお茶であるとかを摂るようにしています。湯気を眺めたり、あたたかいものを口に含むことでいったん思考がそこでリセットでき、そのうち具体的なことに思考が行き「あーなんとかなるかもな」的なことになりやすいです。
体面を考えて口にはそれほどしないもののおのれの考えるダジャレの寒さに対しては何の措置もとれていませんが、いちおう寒さにはそれなりに対応策を考えていたりします。