ひと月くらい前から空腹時にみぞおちのあたりが痛むことがありました。痛むって云っても一過性で、それほど時間がたたないうちに痛みが引いたので特に対処するということをしていませんでした。ただ途中で空腹時に痛くなる、ということに気がついたので時間どうりにメシを喰うように、かなわぬときはカロリーメイト対応をしていました。なぜ痛くなるか、というのは深くは考えていなくて、忙しくなくなったらなんとかなるだろう、などとたかをくくっていました。
ところが今日の夜明け前にみぞおちのいたみでいったん目が覚めてしまい、がまんできないわけではないのでいつものように出勤すべきか躊躇したものの、痛みがひかないので「これはまずいやつかな」と不安になって、勤務先にいったん連絡を入れて朝いちばんに病院へ行って診察を受けてきました。すると
「教科書的な十二指腸潰瘍ですね」
と。空腹時にみぞおちが一過性だけど痛むのは放置したらまずかったようで。
とりあえず投薬で様子見で、そのうちできれば胃カメラってことになったのですが、くすり手帳をパラパラめくってるうちに「あ、緑内障なの?」と先生がいうので視神経に脆弱性があることを説明すると「鎮痛剤がつかえない」との答えが。病院行って、抗潰瘍薬はもらえたけど痛み止めはもらえないまま、そのまま出社しました。
そんなわけで文字通りしばらく痛いおっさん生活が続きます。
[30日追記]
消化器が良くないと知って不思議とショックはないのですが、頭を抱えてるのが薬を服用する以外にも消化器の病気ゆえにけっこう食べ物に気を付けなくちゃ、という点です。例示されてるものなどでたとえば繊維の多いごぼうや刺激のあるニラは良くない、ってのまではわかるのですが、消化にいいものを食べたほうが良いというのは理屈ではわかってるんだけど、練り物はダメではんぺんはオッケイとか、その差が栄養学をやったわけではない人間にはいくらか謎であるものがちらほらあったりします。
そしてなによりも潰瘍を治すためにはストレスのなるべくない生活を、みたいなことが書いてあるんだけど、ストレスの少ない生活がいちばんハードルが高くて難しそうな気が。