いつからか観光立国ということになっていて、その影響からか去年あたりから春節のころになると東京の街のあちこちで日本語以外の言語が頻繁に聞こえるようになりました。勤務先のあたりも例外ではなかったり。でもって薬局でカイゲンを買おうとしてレジが並んでいたら「Excuse me」といわれちまい、振り向いたらその人が前へさっと行き、瞬間、空いたレジへ。呆然としてたら別の店の人がどうぞこちらへー、とレジを開けてくれてカイゲンを買えたんすが、生き馬の目を抜くというのはこういうことなのか、と日本を出たことが無い風邪気味の井の中の蛙もどきは妙に感心しちまいました。順番を守るとか並ぶという習慣がないと、もしかしたらとても日本の慣習は意味不明のシステムかもしれないのですが。
あたりまえだと思っているものが必ずしも通じるわけではない、っていうのは国際化してく上ではやむを得ないことなんすがいまさらながら、ううむ、と思わされました。