おそらく毎年書いてることかもしれませんが重いコンダーラを曳きながら試練の道を(ど根性はないけど)行くというか、しんどい一年でした。大変そうなことにも必ず解決法があって、それを探り出すところからはじめるのですが、時間も足らない状況下で協力を求めて頭を下げたりねばり強く交渉したりしつつ良い方向へ持って行きながら、春が来て夏になりそのうち秋を経ていつの間にか冬、っていう感覚です。そんななかで職務上数年来抱えていたことの大きな山のひとつが11月にめどがついたというか、完全に終わったわけではないのですがある程度肩から荷が下りたようなものがありました。いまの世の中ひとつのことをやり終えてもすぐに次の課題が降ってくるのがあたりまえといえばあたりまえで、でもそこらへんから「おのれの人生このままでいいのだろうか」的な「このさきどうしようかな」ってのをずっと考えているものの、答えはなかったりします。単純に言えば、疲弊してるというか「ここでちょっと休みたいなあ」意識が強かった。いったん休んでも生来的に怠惰なので再起動するのがしんどいはずで、やすみをあんまりとらずにそのまま来てるんすけども。
前に困難があっても・疲弊してても、前向き・ポジティブであることはおそらく周囲にも好影響を及ぼすと考えてつとめて明るく振る舞っているんすが、ちょっと限界かなあ、ということもしばしばあったり。メンタルが弱いのひとことで済まされちまいそうですが、どんなときもつねにポジティブであろうとするのは相変わらずけっこう難しいっす。モチベーションの維持を含めての、おのれの精神状態のコントロールの仕方というのは課題だったりします。
この一年、おのれがあと何年生きられるのか、というのを意識するようになりました。時間は有限です。事前にリサーチしたり、根回ししたりとかを含めて「やるからにはなるべくベストを尽くす」というのは変わらないのですが、なにもかもはムリであることを自覚しています。それでもどこか「もっと良い方向に行くことができたのではないか」「もっとうまく効率的にできたのではないか」という選択しなかった選択肢に対する未練が頭の中にもたげてきて苦しくなることがあったりします。アラフォーのいま、四十にして惑わずってのはやはり実感としてなかったりします。
でもなんとなくこう、それなりにやり過ごせたのだから、充実した一年だったのだろう、ということにしておきます。
よく今年1年どんな年だったか、来年の抱負というのがあったりしますが、まとめられるようでまとめられなかったりします。あんまり明るい記事・ためになる記事はありませんが、でもまずは今日まで読んでいただいたことに感謝申し上げます。ありがとうございました。