最近、NHKきょうの料理は若干マニアックなことを放送しています。1月には相撲部屋の料理を放映してました。今月は海上自衛隊護衛艦「てるづき」のカレーを放映していました。
個人的なことを書くと料理でわりと最初のころに覚えたのはカレーです。人参、タマネギとじゃがいもと肉を炒めてカレールーを入れればなんとかなります。応用編でその人参+タマネギ+じゃがいも+肉を、味噌で味付けすればとん汁になりますし、醤油とみりん(もしくはめんつゆ)で味付けすれば肉じゃがになります。でもってカレーの場合、人によっては隠し味ってのがあったりします。私は冬場にリンゴが安ければすりおろしリンゴを入れ、夏場は中濃のソースを入れていました。あんまり訊く機会はないのですが、他人がどういうふうに工夫してるのか興味があるので、録画して見ていました。
興味深かったのは肉を炒める段階でカレー粉やナツメグ、にんにくなどで下味をつけておき、別途トレーに取り分けていたところです。野菜を炒めて煮込む釜とカレールーを練る釜をわけ、カレールーのある釜に煮込んだ野菜と肉をあわせていました。(牛肉を使用していたせいもあるかもしれませんが)野菜と一緒に煮込むことをせず、あとであわせることで余分な加熱によって固くなるのを防いでいてあーなるほどなあ、と。あと揺れによりこぼれるのを防ぐためとろみがあって、それが美味しそうに思えました。ちなみにデミグラ(既成缶のものか?)、焼肉のたれ、ウスターソースオイスターソース、インスタントコーヒー、チャツネ他なども調理中に入れていて、ちょっと味が想像できませんが(辛いのは当たり前ですが)、結果的に味に深みが出るようです。
勉強になったのですが、カレーって奥が深いっすね。