恐怖

健康診断を受けてて今年は胃のほか、眼もひっかかっています。満身創痍の哀れなサラリーマンっぽいですが、あいまいにせずきちんと書いておいたほうがよさそうなので書いておきます。視神経乳頭の陥凹拡大ってのがわかってて紹介状を貰ってて、胃のほうがいったん経過観察・放免になったあと受診しています。簡単に書けば視神経に脆弱性がある・もしかして緑内障?の疑いです。えええええ緑内障は熟年層の病気じゃなかったっけって戸惑いながら時間をやりくりして眼科へ行ったのですが年齢関係なく30からこっちはなる人はなるようです。検査の結果、眼圧も正常なのですが放置するのは得策ではなく、現状を維持する・脆弱な視神経を守るためにさらに眼圧を下げる目薬を処方されてます。一日一回でいいのですが、必ず点眼するように指導されました。
ただその目薬の副作用として目の周辺の色素沈着が起きやすい、と注意を受けていました。幸か不幸か絶世の美男ではないです。でも「男は顔じゃない」とはいうものの無関係ではないはずで、けっこう大事なパーツです。担当してくださってる女医さんが躊躇してるこちらを前に点眼後に顔を洗えばいいことをそれとなく教えてくれたので、めんどくさいなあと思いつつ朝のシャワー時か夜の入浴前に必ず点眼するように心がけてたらいまのところ、副作用はありません。
いまのところはないけれどもしかしたら目の周辺に色素沈着が起きるかもしれない、という話を(上を通過する)親しい人に外でメシを食べてたときに話すと、あーサングラスもってたっけ?ということになり、大きめのメガネ屋にゆき色であるとかデザインとか偵察し、これなんかいいんじゃないか・似あうんじゃないか、ということになりかけたのですが(そのときは買わなかった)、なんかこう、素直にひとりではないのだなあ、とおもっちまったりってそんな話はともかく。
でもって週末に再度眼科に行って、色素沈着のない顔を確認したあとに下がった眼圧のデータを前に先生が
「おお、ちゃんと点眼してたのですね」
っておっしゃってて、ああちゃらんぽらんな男にみえたのかなあ、と。
実際、更新が不規則なこのダイアリのように規則正しくなにかをすることが若干苦手でちゃらんぽらんなところがあるのですけど、顔が変化するのも怖いのですが、私は右目が視力があまりなく左で生活してるようなものでそれを失うのがより怖いってのがあります。
小さな恐怖はより大きな恐怖に前に駆逐されるっていったら大袈裟ですが、怖さが一定の行動に駆り立てる、ってことないですかね。ないかもですが。