上野の国立科学博物館で「元素の不思議展」というのをやっていて、あー昔「スイへーリーベーボクのフネ」とかやったよな、と思いつつどういうものかを理解しないで記憶したせいか、水素ヘリウムとうしろのほうの窒素酸素フッ素ネオンはわかるけど、「リ」と「べ」と「ぼ」と「く」はなんだっけ、という程度に退化してたので気になってはいてふらふらっと覗いていました(答えはリチウム、ベリリウム、ホウ素、炭素)。
地球を含む惑星や食べ物、ひとの身体などにどの元素がどの割合で構成されてるかや、118の元素を全て利用法等を含め紹介してて、水素(H)だとには本田技研から借りてきた水素を燃料とした駆動装置や、ケイ素(Si)に関連して高純度のシリコン単結晶(半導体に使用する)、ストロンチウム(Sr)のところには花火や電球型LEDがならべてありました。また元素の不思議というか面白さがシロウトでもいちばんわかりやすかったのは同体積の金(Au)銀(Ag)銅(Cu)アルミ(Al)の4塊を持ち比べることができて、同体積なのに質量が違うことを実感できます。元素の周期表を軽い順に覚えてあたまに叩き込んでて考えれば当たり前のことかもなんすが、身体で体感すると「ああなるほど」となります。けっこう貴重な体験だったかも。義務教育のときに来たかったです。
鬼太郎よろしく「しけんもなんにもない!」せいか、時間が許す限り興味深く見学してました。

でもって不忍池、ハスがけっこうにおってます、というか咲いてます。