情弱という言葉ができたのはいつの頃かわからないけど、情報弱者という言葉の短縮語であることを知ったのはここ数年の話です。情報弱者っていうなら反対には情報強者、ってのがあるのかもしれないんすけど、その前提として「知っていてあたりまえ」とされるものがどこかにあって、それにたどり着けてない人を揶揄する前提で「情弱」という言葉が存在してるはずです。そんなこといったって、ドッジボールですら球がひとつならともかくふたつになるとわけわかんなくなるのと同様に、人間余裕のないときにそんなにたくさんの情報をいれたってさばききれるものでもないしなー、なんてことを考えちまう時点で、たぶんほんとの情報弱者かもしれません。


たくさん情報を得たり情報を知ってたところでえらいかっていったらそんなことはないはずで損得の問題でもないし最終的には分析力と応用力の問題になるということは頭で理解しつつも、

貰いもの等で知らない魅惑的な銘菓(写真は青森の薄紅というリンゴのお菓子)の味を知ると「(知らないことで)損してたかも」などと思っちまうのですが。