休みなのですが2日は都心部へ。

浅草線蔵前からの眺め。蔵前というのは江戸幕府の(天領から運ばれてきた米をいれてた)蔵があったことに由来します。はるか向こうにアサヒビールの炎(に見えないかもしれないけどともかく炎)のオブジェがみえます。隅田川のこちら側が台東区、向こう岸は墨田区になります。
さらに浅草線で東へ。今回の目的地は2月竣工予定のスカイツリー

浅草線の終点の墨田区の押上というところで、押上駅そば、スカイツリー(634メートル)の下からの眺め。
正直言うとほんとこんなところにそんなもの建つのかな、と思ってたクチです。

僕らが生まれてくるずっとずっと前にはもう
アポロ11号は月に行ったって言うのに
(ポルノグラフティ・アポロ)

ってのがありますが、科学技術がアポロ11号のころと同じスピードで進んだらほんとはもうちょっとすすんだ未来が来るはずだったのに、なんとなくそうではない・想像してたのと違うんじゃないか、というニュアンスでとってたのですけど、私の頭の中のどこかにそういうとらえ方があって日本はそれほどすごくないし、スカイツリーもどこか机上の空論なんじゃないの?的な斜に構えたところがありました。でも錦糸町や浅草側から伸びてくのを見てるうちに、考え方がちょっと変わって、やはり科学技術ってすごいなあ、と思えるようになって、劇的に変化してるわけじゃないけど、地味に着実に進化してるんだよな、とおもいしらされたというか。

根元のすぐそばを伊勢崎・桐生・足利・日光方面と浅草を結ぶ東武が走ってます。スカイツリーの反対側は隅田川につながる北十間川という運河です。スカイツリーのあるところはもともとは栃木や群馬からの東武の貨物列車の東京側終点で、船運も鉄道貨物も衰退しちまったのでいま再活用されてるわけです。

北十間川も改修が進んでます。実際行ってみて実感したのですが、水の流れるスペースが有ると無しとでは大違いかも。

手前から京成本社、スカイツリーイーストタワー(オフィスビル)、スカイツリー。5月開業時には第一展望台まで2000円、第二展望台まで+1000円という(ちょっと二の足を踏みそうな)料金が公表されてます。ちなみに東京タワーは820円の+600円です(デートで第一まで行ったけどその時はほかにしたいことがあったのと特別展望台は将来もっと出世したらあとで一緒に来よう、ということになって昇ってなかったり)。高いところからの景色が見たいか、というと、考え込んじまうのですが、まだ見たことのない世界・視界をこの目で見てみたいという、子供じみた好奇心がないわけではないので、鋭意長考中です。特に曇りの日なんか、雲の合間から街が見えるなんて、面白そうだよな、なんて考えちまったんすが。
でもって、近くで見るとやはり高くて大きかったです。高い大きいということがすごいのか、っていうと、なんともいえないのですが、圧倒されるというか。