育ちの差

育った街が雑木林の多いところで秋になると落葉がすごかったです。どんなにはいてもはいても11月から12月にかけては次から次へと落葉は降ってくるのでおっつかなくて、最低限のことはするけど、徹底的に片づける・きれいにするなんて無理だよ、という意識が、そんなところに住んでたらいつの間にか出来上がります。そういう点で片付けは完璧を目指さなくてもいいのではないか、という手抜きの意識は環境によって醸成されたかもしれません(たぶん屁理屈)。


整備されたゴミひとつ落ちてない道とか庭、雑誌にのってるようなちゃんと片づけられたハイソなきれいな部屋とかをみると窮屈そうだなあという意識が抜けません。掃除はしますし片づけもするのですが、その掃除の直後より、しばらくたって適度にとっ散らかってる方がやはり落ち着きます。とっ散らかってるのがなんとなく当たり前であるという意識の下で育った、育ちの差ってのはもしかしたらこういうところで出るのかもしれないのですが。