話したいスイッチというようなものが人にあるのかどうかわからないけど、トランクに大型のずるずる引っ張るキャリーバックを入れてタクシーにのって、なんてことない会話を走行中にしてたらタクシーの運転手さんの会話のスイッチを押しちまったらしく、駅に着いて運賃を払ったら、なぜかそのまま走り去ろうとしたので、あわてておいかけて車体を叩くと気が付いてくれた。
で、その運転手さんは(たぶん運転と会話に集中して荷物なんかそっちのけだったんだと思うのですが)恥ずかしそうに謝ってくれたものの、正直、こちらは焦ったっす。

人って集中すると、別のなにかを忘れるのかもしれません。