四谷のサクラ

東京駅から甲府、諏訪に行く中央線ってのがあって、都内では四谷というところを通過します。通学していた大学に行くにはこの駅で乗り換えてました。ですから知らない場所ではありません。朝、はやめに出て、四谷で寄り道をしました。

JR線のホームからも桜が見えます。ついでにかいておくとJR四谷駅は堀の底ほうにあります。

江戸城の外堀に面した門を見附と称してました。見附は見張所という意味です。で、ブラタモリのなかで見附の門のあった場所に駅が設置された、とありましたが、四谷も例外ではなく、駅前に四谷見附の門の石垣が残ってます。
誰かに中央線のなかであったわけではないっすけどノルウェイの森ばりに

市ヶ谷方面へ線路わきの土手へゆくとあたりはサクラが満開っす。



反対側、堀づたいに永田町方面へ行こうとするとそこには血塗られた歴史をものがたる遺構、
じゃねえ、赤い用地杭があります。金網の向こうは丸ノ内線です。

丸ノ内線の電車の向こうにあるのが真田濠です。真田藩が普請を請け負ったことからきてますが、埋め立てられた今は上智大のグラウンドです。
四谷は地下鉄丸ノ内線が走ってますが

中央線の上にあります。写真左はしに煉瓦の構築物がありますが、御所トンネルという中央線のトンネルです。すぐそばに架線の鉄柱があるのわかりますかね。丸ノ内線は戦後の開通ですが、それほど深いところを走ってません。ところで5年くらい前に発見したのですが、この丸ノ内線四ツ谷駅のホームから見るサクラってのが朝、陽の当たり具合によってはむちゃくちゃきれいです。個人的に東京ではいちばんきれいだと思います。
そのサクラじゃないっすけど、どのサクラもきれいでしたです。

以上、かけあしですが、サクラの開花のご報告っす。