ネコ化

エクセルというのをどうしても覚えなければならない事態になってはじめてパソコンというものに相対するようになったのですが、わりと初期の段階でパソコン暦がわたしより長い先輩から言われた忠告めいたひとことが「パソコンって性格が猫だからね、わがままなんだ。いっぺんに沢山のタスクを処理しようとしてもまず言うこときいてくれないし。暑かったら動きが鈍くなるんだよ」ってなことでした。機械に性格のようなものを見るってのはなんだか変だよなー、でもたいてい性格なんて外からの判断にすぎないしなー機械に性格づけするのも判らんでもないなー、と考えながら聞き流してたのですが、決算の時期を過ぎ夏が来て、忠告の意味がわかってきました。機械というよりネコを扱ってると考えたほうがしっくり来ました。私のダイナブックも夏に暑いとちょっと鈍いっす。以降、パソコンを使ってるうちになんとなくダイナブックのなかにネコが住み着いちまってる気がしてます。もちろん「にゃあ」とは啼きませんけども。


都心部へ用があってでてたんすけど、地下鉄の一駅ぐらいは歩いてもいいのにあまりの暑さと疲労と億劫になっちまい、目の前に停まってた無料の巡回バスに飛び乗っちまいました。
すくなくとも私は、タスクをいくつか抱えてる状態だったり、暑かったら動きが鈍くなる点では、いまのところネコそっくりです。自分の中にネコが住み着いちまってるのかもしれません。もちろん「にゃあ」とは啼きませんけども。