なんで?

大学のレポートで○○について論じなさいってのがあったのですが、漫然と授業をきいてて知識として知っててもしょうがなくて、論じようとする場合には、関連する判例や条文について、なんでその判例・条文があるんだろ?っていう問いに関する納得のいく理解がないと先に進めないことがありました。その判例や条文には当然なんらかの意味あることが多くて、その理解のために場合によっては近接する論点を芋づる式に理解しなきゃいけなかったり、場合によっては歴史とかも関係してきます。そんなことをやってたらおっそろしく深いところへ連れてかれてたり・深いところへいかないとまずい場合があって、大学の学問というのは理解しようとすればひどくめんどくさい、得体の知れないものがごろごろ転がる恐ろしい世界だな、っていう感慨がありました。
そんななかで勉強してるうちに、なんだこれは?っていう分野にはまりこんで限定的だけど知識を入れ、緻密な世界を垣間見たせいか「世の中の捉えかた」はなんとなく理解できたつもりなんすけども。でも錯覚かもしれません。


なんでこんなものがあるのだろ、とかの、Why?の部分って、おっそろしく深い世界の入り口なんじゃないか、って思ってます。もう大学生じゃないんだから、どうでもいいのですが、気になる分野で気になるときはやはり気になります。
全然関係ないですけど、鴨川べりになぜ等間隔にカップルは座るのか、とか、塩ラーメンになぜゴマがついてるのか、とかは、いまだ個人的レベルでは謎だったりします。そしていちばんの謎は、なんであんなところに・なんのために前立腺があるんだろ、ってことなのですが。