使えない言葉があります。たとえば、文章でも会話でも「僕」が使えません。親しい人が多ければ「俺」を使いますが基本は「私」で、エルモのものまねは得意ですがエルモのようにどんなに親しくても自分の名前はいえないです。
けんかになったら(接近戦になったらヘッドロックをよくかましてたので)必殺技ってのをもってたのでけんかを売られてもあまりまけたことはないですが、けんか売られないようにするためにというかなめられないようにするためによわっちく聞こえる「僕」より「俺」という言い方をしはじめたのがきっかけです。それが習慣のようになった。
でもって昔から「なめられないようにする」っていうのの正解は未だよくわかってないっす。いまでも年上年下問わずに「なめられてるのかなあ」って思うときがあって、現実問題として小学校時代を引きずってて「なめられたくない」っていうのがそうさせてます。でも冷静に考えればそんな「僕」という言葉で大人は人を判断しないかもで、小学生を引きずったままってのはかっこ悪いなとこのまえ考えて、気心の知れた親しい人と酒が入ったときに、意図して「僕は」っていってみようかとおもったのですが、やはりなんだかいえませんでした。
小学生のころから続く習慣のようなものってこびりつくとなかなか落とすのって大変っすね。