ゆりとはす

写真は本牧三渓園です。わりと有名なんすけど、横浜はけっこう来てるのに、訪れたことがなく、だったらってんで、三渓園へ。

もともとは原三渓(本名:原富太郎)という豪商の邸宅で、その跡地が公開されてます。原三渓は、明治時代に富岡製糸場の経営などを一時期していた横浜の生糸商です。


で、丘陵を巧く生かした見事な庭園なんすが、庭園以外にも見どころがけっこうあります。たとえば、

紀州にあった紀州徳川家の別荘↑臨春閣(1649年建築)
げすなこというと、和歌山から横浜までもってきてるわけで原家の羽振りのよさが伺えます。さらにそこの手水鉢は

もともとは京都の五条大橋に使われてたものの一部っす。5万3千坪の敷地に重要文化財の建物が10、全部で17の建築物があるのですが、ひとつひとつが地味にすごいので感覚が麻痺してきました。


右の建物が月華殿という名前の↓伏見城内の大名の控え所だった建物を移築したもの(1603年建築)
で、左奥は金毛窟という茶室で、これは原さんが建てた大正時代のもの。居合わせたガイドの方の説明だと原さんは価値のあるもの以外に、価値があるかどうかわからないものもつかまされちまったようです。

↑案内はないのですが、これは奈良からもってきたもの。いわれはわかんないらしいです。亀石のようなものじゃないか、ってその方はおっしゃってたのですが、どうだろ。私は凹部分に醗酵したものをのせ、上に石をのっけて酒を絞るものじゃないかな、って勝手に想像。


池の向こうの丘の上に見えるのは

燈明寺という京都にあった寺の三重塔です(1457年建築)。関東ではいちばん古い塔になります。
でもって、えらい人とナントカは、よく高いところにのぼるっていいますけど、三重塔のある丘にえらくないけど、のぼりました(つまりナントカのほうです)。

そこからの景色は↑こんな感じ。今は工業地帯ですが、前は海浜だったのかなあ、と想像。
庭園ですから、花のこともかいておきます。

ちょうどハスの花が咲きかけでした。もうちょっとしたら、見ごろなのかもです。先月ならショウブが見事だったらしいっす。うー、別に花を愛でる趣味はないのですが、ちょっと残念。
個人的には一人でまた来たい、興味深いところっす。


横浜には中華街のほど近くにみなとのみえる丘公園、というのがあります。この地を駐留した米軍が接収を解除したあと公園にした場所です。

B'zの「TIME」ででてくるみなとが見渡せる丘がここらしく、こんなふうにベイブリッジも見えたりするんすが

百合の花が見頃でした