宝くじ1

子供のころ福引ってわくわくはするものの単なるがっかり製造機でした。あててもいちばん下の、商店街の割引券とかで、せいぜいお菓子を買ったくらい。いちどだけ常磐ハワイアンセンターというところの招待券を福引で当てたことはあります。でも子供からするとそんなもの貰ってもしょうがないので、嬉しくもなんとも無かったです。くじそのものも、大学生時代に食費を削って数枚買ったものの、すべてかすりもしなかった経験からばかばかしくなってしまって「俺にはくじ運がない」と決め付けてほとんど買ったことがありません。めざましテレビの占いでラッキーだった日に出来心で買った宝くじがあって、しばらくしてみずほで調べてもらったらいくらかあたってたのですが、なぜか不思議と嬉しくもなく、あぶく銭だしなー、と思って大丸で京漬物買ったあと残りをそのまま寄付にまわしちまいました。

お金がないよりあった方がたぶんいいし、大金が当たれば人生デラックスなんだろうなー、と思いつつも、なぜか不思議とそのデラックスっていう人生に魅力を感じなかったり。