猫が警戒心をもつとしっぽをたて毛が逆立ち、鋭い目つきで威嚇します。たぶんそれはまだ攻撃じゃなく、迎撃準備完了のサインなんだろうな、と思います。で、喧嘩になりそうなときはもう一方も似たような目つき、格好で威嚇するんすよね。たぶんその格好をしてメンチ切るのが猫の間での喧嘩のルールなんだろな、と推測します。それをみてどこかで体験したよなー、とおもったのがこどものとき、同じことしてるんすよね。喧嘩しそうになると相手にガンを飛ばすとかです。で、大人になった今でも時として攻撃じゃないけど攻撃準備段階として、無遠慮に相手に視線を飛ばします。しっぽはないからしっぽで威嚇はできませんが。人間はネコ科じゃないけど私は猫に似てるよな、と思うことがあります(ベッドの中でネコのほうがおおいせいかもしれませんが)。


人間にできて、猫にできないことはふたつあるらしく、ひとつは笑うことらしいです。確かに猫が満足げな顔をするのは見たことがありますが、笑うところをみたことがありません。
もうひとつは、腹で思っていることと違った顔ができるということらしいです。確かに自覚があって、それがいつから出来るようになったのかわかりません。義務教育を終わってからは外側に対して素を出したらいいことはない・むしろえらいことになる、って学習というか、皮膚で判っちまって表情を偽装することにどこかなれちまってます。笑ったらまずい場面で我慢したり、疲れてても笑顔で接したりもできます。
ただ疲れてるときは表情を偽装することと(花粉が多く飛来してるとき鼻がむずむずしてるのにくしゃみが出来ずに我慢してるのとおなじくらい)ポーカーフェイスを貫き通すことって難しいです。やはり根がネコなのかもしれません。