神戸から山陽線で新長田を過ぎるとそのうち海沿いを走って行き、須磨、塩屋、垂水、舞子って続きます。須磨は源氏物語で源氏が隠棲したとこだったりします。源氏物語の中では寂しいところとして描かれてるのですが(電車で通り過ぎる限りは)風光明媚なところです。沖には海峡を行く船が浮かんでます。

写真は舞子なんすが、これも四国との高速バスと電車の乗り継ぎ駅だから撮ったに過ぎなくて、あのあたりを散策したいと思いつつ、まだ果たせてません。あちこちほっつき歩いてる気もするのですが、知らないところが多いっす。


しょっちゅう考えてるわけではないけど、あの長い源氏物語もあれはなにが云いたかったんだろう、ってなことが学生時代から気になってます。最後のほうで、浮舟という女性が出てきて、彼女は寝盗りにきた匂宮という男性にどんどん惹かれちまうんすね。一応、薫という人の結婚前提の求愛をうけてるんすけど、にっちもさっちもいかなくなって自ら入水しちまうのです。このエピソードが最後のほうになんであるのかは紫式部しかわかりませんが、ひょっとして、誰かの望むように振舞わなくてもいいんじゃね?恋愛ってほんとは合理的で賢明な結論出さなくてもいいんじゃね?合理的で賢明な行動取らなくてもいいんじゃね?ってこと云いたかったのでは、ってぼんやり考えはするものの読み解けてない部分や知らないことが多いので、大口は叩けないですが。
ただ源氏物語って、正常な判断ができないだろう恋してる人間が振舞う問題について、正解はないけど答えたくなっちまう・語りたくなっちまうところありませんかね。もっとも読み解き方に自信がない上に雅やかでない私のようなむくつけき東男はなんとなくこの手の話には黙っちまうんすけども。