内なるはりまや橋問題

高知にはりまや橋ってあります。失礼なことを言うと日本三大がっかり名所らしいのですがなんか納得しちまいました。高知から帰るときちら見したのですが、あれ、正直、想像してたのより小さくて独り言で口に出しちまったくらいで、たしか写真も撮らなかったです。ただ実物をみて小さいっていうのは、なんか変じゃね?ってあとで引っかかってたんすけども。その「小さい」ってのは何から起因してるかっていったら、すでに頭の中にあるであろうかこの情報を基にしたはりまや橋の想像図をもとに評論してるわけで。どっちが正しいか、ってのを考えると、現実のはりまや橋が正しいに決まってるはず。ようははりまや橋をちゃんとみてないわけっすね。
もしかして、思った通りかどうか確認してそうじゃなかったら評論したくなるのではあるまいか。
で、ものごとを見るのって実は難しいんじゃないか、それと、ブツはともかくとして現実・実物をみてなかなか受け入れがたいとき、即座に脳内の訂正できる人はもちろんいるけどなかなか凡人にはできないのではないか、なんてことを思ったりもします。その点、バスに乗ってから気がついた私は見事に凡人でした。