大根の面取りとか、料理なんかでひと手間加えたほうがいい、って場合があります。大根の面取りについて云えば面取りしなくても大根は美味く煮ることはできたりはします。面取りをすることによって他の具材が崩れにくくはなりますが崩れないで済むこともある。やらなくてもいい可能性が高いことをわざわざやらなくてもいいやん、ってのはそうなのですが、でもその方が価値があるんじゃないか、なんて考えてやったりはします。
大根に限らず仕事でもそうで、なんとなく整ってればいいときはそれでいいときもあるのですが、時間があるときは微調整をしたり細部を緻密につめたりします。より細かい手順を踏むことにを価値がある、なんて自分を納得させたり後輩に対しても云いはするのだけど、なんとなく整ってれば問題ないときはほんと問題ないわけでより細かい手順は無駄といえば無駄だったりはします。
そう考えると、細かいことにこだわるのってあまり正しいことではないのかも、と自問することもあります。


こういったことをたまに考えることはほんと無駄かもしれません。でも、こういったこと、たまに料理しながら考えちまいます。答えは出ないんすけど。