今週の大丸2

百貨店ってのは長いことスーツだとかコートだとかバッグだとかイチオシものを正面玄関そばにディスプレイしてきました。先週はワイシャツとネクタイでした。誰もが目にする百貨店の正面玄関に当たる部分で大丸は今週はメンズインナーを強く推してるようです。

(さーどの男から食べようかしら、って迷ってるようにも見えるけどそんなんじゃなくて)たぶんバレンタインはチョコじゃなくってメンズインナーはどうですか?って言う提案です。


身に着けるものを贈る感覚ってまったくわからないでもないんですけどもそもそもパンツって一階正面に陳列するスジのものじゃなく、従来の感覚からすればパンツとかの肌着は目立つところにはおかずどこか「隠すべきもの」だったはずです。消費喚起という側面を考えると必ず目に留まるところですからこれをみて「こういうパンツを彼氏にはかせたい」とか「ああこれならはいてもいいかな」って思う人が出てくるかもしれず、一階正面にもってきた効果はあるかもしれませんけども、正直、このディスプレイみて、まじっすか?と思いました。
すごい冒険をしたと思います。


で、このディスプレイ(メンズインナー)をみてパンツって「隠さなくても良いもの」になりつつあるんだなーと改めて確認。
世の中のモノサシって、やはり少しずつ動いてるんすね。