温泉


スキーって嫌いじゃなかったので学生時代は何度かスキーへ行ったことがありました。はまると面白かったのですべりに誘われたらたいてい乗っかって行きましたです。で、スキー場ではなぜかカレーを食べた記憶が多いです。今は知りませんが90年代は白馬でも越後湯沢でもたいていスキー場って、カレーが多かったんすよ。今から思うとあれが一番手のかからない手抜き料理ってことに気がつくのですが、そのときはそんなこともわかりませんでした。越後湯沢は温泉があるんすけど、温泉よりもほんとスキー第一でした。


社会人になってからはスキー場へはほんと足が遠のき、温泉のほうに興味を持つようになりました。ていうか、足をのばせて入る風呂ってのがどこか惹かれます。一人旅でも見知らぬ街で温泉があるのを知るとたいてい入浴しますし、一人旅じゃなくても同行者に滅多にしないおねだりをして入ってこうよー、なんてことが多かったです。
スポーツより温泉を好むってのは年とった証拠なんだろうなと自覚しつつ、最近はスキーの広告より温泉場の広告に目がいきやすく、広告を見て「うー行きてー」と声に出さずにうなってます。