語呂で覚えたこと

ものを覚えるとき、語呂で覚えることもしました。1582年の本能寺の変をいちごパンツ本能寺、とかおぼえたりとかです。どうでもいいですが念のため書いておくとほんとの本能寺はイチゴ柄ではありません。でも本能寺、というとイチゴのイメイジがつよいっす。京都はイチゴの産地ではありませんが。

法学部、というのは語呂がごろごろしてます。そうでもしないと覚えきれないってところがあります。
連帯債務ってのが民法にあって複数の債務者が一つの債務を連帯して負担することなんですが、金を貸したほうは全部の弁済を受けるまで債務者の誰に対しても自由に弁済の請求ができるものの債務者の誰か一人が全部弁済すれば他の債務者の債務が消滅します。弁済以外にも金を貸したほうが一人に対して履行の請求をしたりとか更改、 相殺、免除、混同、時効の完成といったことが成立するとほかのメンバーにもその効力及ぶことを連帯債務の絶対効っていうのですが、これを覚えやすいように「性交時にはめんどくさいがそうコンドーム→性(履行の請求)交(更改)時(時効)にはめん(免除)どくさいがそう(相殺)コンドー(混同)ム」と語呂あわせにして頭に叩き込みました。メモ書きにして通学の際につり革つかまりながらにらめっこしてたわけっす。でもこの語呂は語句の意味もちゃんと理解してないとなにを意味するかまったくわからないので(もっともえてして語呂なんてそんなものかもしれませんが)結果的に正攻法で覚えるのとさして時間は変わらなかったかもしれません。


いまだに連帯債務の文字を見ると(条文はともかく)この語呂を思い出します。もうちょっとまともな覚え方すればかっこよかったんすけどね。