神戸の舞子というところがあります。
ここは明石海峡大橋のたもとで四国と神戸を結ぶ高速バスが止まります。縁あって四国へ行くようになってから、夜行で帰るとき以外は必ずこの舞子経由で帰ってきました。かといって舞子でなにかをするわけでもないのです。そこを経由するだけなんすけど、自分の中で儀式のようなものをしてました。私は四国でいろんな俗世的でない経験を数多くさせてもらったせいかそれをいつまでもひきずると仕事に差しさわりがあってまずいので、舞子駅を経由し淡路をみることで「ここで俗世に戻るぞ」「ここで現実に戻るぞ」という儀式を内面でしてたわけです。切り替えがヘタなほうなので、どっかで切り替えの儀式が必要でした。
でも四国での体験が強烈だったせいか、なかなか抜けないことが多かったですが。


儀式のようなことを私はけっこう必要とします。
ほんと悪い癖だと思うのですが感情表現を露わにするってのが恥ずべきことって意識が強くわりとこもらせるほうで、それをどこかで切り替えて散らす必要があるわけっす。


付き合った相手からの影響ってほんとたくさんあるのですが、ひとつは音楽を聴くことで、それも儀式に入ってます。なんかこう、明るい音楽を聴いてリズムに合わせて身体をテンポにのっけることで気分を変えることがあります。
最近聴いてお気に入りなのはこれ↓

グスターボ・ドゥダメル指揮オルケスタ・シンフォニカ・シモン・ボリバルベネズエラ
バーンスタイン作曲「マンボ!」