電子辞書っていうのが世の中にあって丸善なんかにも置いてあるのですが、興味が無いわけではないものの、なんのかんの云って一度も買ったことがありません。ヤフーの辞書機能ってのもあまり使いません。もっぱら使うのは紙の辞書です。メモを挟み込めたり書き込みが容易だからっす。英和なんかはけっこう書き込みしてます。今でもたまにひく英和は大修館のジーニアスというのをもってるのですが、高校生のときにかいました。この大修館という出版社がすごいと思うのは完璧な辞書なんてオレたちには無理なのでは、という発想なのです。なもんですから、疑問の指摘は大歓迎で、間違ってました、ってなことを素直に認め、それの告知を自分のところの英語ナントカっていう雑誌のコーナーをつかってやってたはず。大学生になってから英語の授業のあと質問しにいったときに余談でそれを教えてくれたのですが(そのコピーを手書きでメモしてはさみこんだわけっす)、正直、辞書にも間違いがあるってことを知ったときは軽くカルチャーショックでした。で、そのときの以外の知った書き込みとかもまだ残ってます、ってか書き込んだままだし挟み込んだまま。
私の持ってるのは冷静に考えれば正確な記述が載ってるとは限らない辞書なわけで、版も変わってより正確な辞書になってるはずでぼろぼろになった辞書をみるたびにそろそろ電子辞書に買い換えてもいいかと思いつつ、書き込みやメモなんかを見ると妙に愛着が湧いてしまい捨て切れなかったりします。
賢くないので賢くなりたいな、と思うわりに、賢い選択ってできないっす。