スイーツ(笑)という符号がうっすらわからなくて、和菓子洋菓子の甘い物とかをスイーツと呼ぶあたりからたぶん甘い物が好きーってひとを揶揄してスイーツ(笑)と呼ぶようになったのかな、と理解してます。以下、熱が下がらないのでお気楽によめるスイーツ(笑)な人ような、明日役に立つトリビアを。



和菓子ってのは甘ければいいってモノではありません。和菓子でもわりといいものは原材料として比較的(香川もしくは徳島県産の)和三盆をつかうんすけど、これって甘いことは甘いのですが、微妙に違う上品な甘さです。餡なんかもほんとは和三盆で作ったほうが良いはずです(ただしえてしてべらぼーに高い値段になりがち)。よく使われる白ざら糖が下品だとはいいませんが、白ざら糖とはちがう甘さなんすよ。したがって、和三盆等使用、なんて書いてあったら買いでっせ。
そしてまた洋菓子でも甘いってのは舌を馬鹿にするので腕に覚えが有ったり繊細な味を出そうとする人は甘さを強くしません。で、洋菓子なんかでも「あまーい」なんてのは良い評価にはならない可能性が高いです。
にもかかわらずスイーツとはこれいかに、なんすけでどね。
こういうこと本気で和菓子や洋菓子が好きなら知ってるとおもったんすけど、そうでもない人も居ます。スイーツ好きを他人にアピールしたいだけで、別に和菓子洋菓子なんてどってことないのかも。

野郎のクセしてなんでそんなこと知ってるかっていうと曲がりなりにも(相当曲がってますが)実家が茶道に詳しかったのと、付き合ってた相手の両親がこれもまた茶道にひたすら詳しくてヘタなものを手土産にもって行けなかった過去があったので、知識が身につきました。ほんと必要は勉強の母っすね。