観察眼でおもいだした

虫眼とアニ眼

虫眼とアニ眼

この取り合わせが面白かったです。けっこう古い本ですが。


マニアックなことなら男というのは細かなことでも見分けがつきます。つか、マニアックなことしか見分けがつかないかも。
えっと信じられないでしょうが男のマニアというのは同じ曲でも指揮者が違うだけで買い要因となりますし、それが昂じるとあなた、ベーレンライター版がどうこうとかフライトコップ版がどうこうというはなしに発展しかねないです。何のことだかわからないかもしれませんがそれが正常です。
男のマニアックというのは時として異常かもしれません。

マーラー:交響曲第2番

マーラー:交響曲第2番

このかた、ギルバート・キャプランという方で、マーラー2番の専門のマニアというかアマチュア研究家というかアマチュア指揮者です。出版会社経営の傍ら、この曲専門で指揮棒を振り続け、しまいにマニアックが昂じてウィーンフィルからお呼びがかかり、めでたくCDもでています。マニアの中でも幸せな人生を送っている方かもしれません。