Fool

喰いものの恨み

鯉という字を分解すれば魚へんに里ですからおそらくどこにでもいたはずでもちろん江戸でも喰われてたはずで、剣客商売など時代小説を読んでいると鯉を料理してる場面に出くわすことがあります。「あらい」(湯水に通してから氷水に通す)にしたり、塩焼きに…

おじさんになったなと感じるとき

中学のとき、百人一首のテストがありました。30だか50だかを覚えてそれを書けなければ居残りで、できるまでずっとテスト、というもので、撰者の藤原定家を呪いながらほぼ機械的に覚えています。京阪神に住んでいれば百人一首は身近なものかもしれませんが関…

冷凍野菜でなにができるか考える

死んだ母がシチューを作るとき必ず死んだ父がフランスパンをどこかで買ってきててそれをスライスし、パンを浸して食べるということをしていました。マナー的にはアウトかもしれません。しかしその経験からシチューにはパンという意識が強く、そのせいか大人…

ちいさなご褒美

去年今年貫く棒の如きもの、ってのは虚子だったと思いますが、去年と今年は棒ではなくてまったく様相が違ってきちまってる気がします。ひとつは感染予防です。このご時世、もしかしたらどこにでもあるかもしれない話をします。他所の会社の担当の人に連絡を…

今週考えてたみみっちい計画

体温計で体温を測る日々を続けていて相変わらず体温は低めの低体温動物であることを毎朝確認しています。幸いなことにCOCOAの接触通知も9月の一回こっきりです。ただ住んでる街では以前のようなクラスターは発生していませんが保育園で陽性患者が複数人確認…

旅行の後遺症

日月と砺波を含めた富山県西部に旅行に出かけていました。体温計、手指用アルコールやマスク持参です。キャンセルした夏休みの旅行の代わりなのですが、新幹線に乗るまではうしろめたさがなんとなくありました。おそらく春から晩夏にかけてずっと「不要不急…

夏の夜の学習

マスクをしだして半年はゆうに越しているはずなのですが、相変わらずマスクのある生活に慣れません。以前書いた記憶がありますが、発車メロディが鳴ってるのが聞こえると数分後に電車が来ると頭で理解していても(ダイヤ乱れの多い路線の沿線民の習性として…

蕎麦湯に関する微妙な心理

蕎麦粉から打って蕎麦を自作するようなことはしませんが、市販の麺で作るときは夏は蕎麦の上にかつお節や刻んだネギを散らし、蕎麦つゆと大根おろしを合わせたものをぶっかけて喰うことがあります。大根おろしはまあまあめんどくさいですが、食はわりとすす…

ボーっと生きてきた人間には怖い世の中

NHKで「チコちゃんに叱られる」という番組があります。チコちゃんに質問を投げかけられて知らないと「ボーっと生きてんじゃねえよ」と叱られる番組です。なんどか録画して視聴してたのですが、知らないことに関して「ボーっと生きてんじゃねえよ」と云われる…

捨てられないTシャツ

東京駅の八重洲口を降りるとその八重洲口を起点に八重洲通というのが隅田川べりの佃まで伸びています。その佃のあたりから隅田川べりからの風が八重洲通りを東に伝って来る→はずなんだけど以前は八重洲口にあった細長い大丸が遮っていた→のでその細長い大丸…

「エモい」考

きっと繰り返し書いてることなのですが、私はwebで日本語で書き言葉で書かれてる文章でもその意味や意図が読めなかったことがあったりし、相手の書いてることがわからないというのは自分の言ってることが相手にもわからない可能性があるということに気が付い…

理屈ではない投票行動

東京だと…っていうと主語が大きいのですが個人的に把握してる限りはこの時期、鱧は湯引きされて売られてることが多いです。「喰う?」と確認してから購入し、それを梅肉ダレとかからし酢味噌で食べたりします(昨日はからし酢味噌にした)。京都では白焼きや…

書店のレジ前にて

十代の頃に那州雪絵というマンガ家に興味を持ちここはグリーン・ウッドというマンガを知りはしたものの、連載してる花とゆめ本誌を買う度胸はなく、単行本も住んでいた街で買うことに躊躇があったこと、なので住んでいる街ではないところの本屋で買っていた…

棚の奥の瓶

たぶんなんども書いてるのですがカリーヴルストというのを作ることがあります。ホットドッグに使うような長めのソーセージを用意して(小さなソーセージをぶつ切りにしてもオッケイですが)フライパンにいれて油を敷かずに水を50㏄ほど入れ加熱し、別途ケチ…

「みんなと共通することが重要視され」る空気のこと

たぶんきっと何度も書いてることなのですが、はてなハイクというSNSにいたときにSNSというのは同質性のある人同士を結び付けるにはもってこいのシステムではないか、という疑念をもっていました。同質性って別にややこしく考えないでいいです。「〇〇がいい…

SHIROBAKO本田さん問題

なんだか連休明けの解除は絶望的で、そのことに触れると気が重くなるのでMXでやっていたアニメのSHIROBAKOの話を引っ張ります。本作の中には本田さんという恰幅の良いふだんは穏やかな制作デスクがいます。唯一の欠点が心配性なところで、心配性がなせる業な…

昔読んだSFのこと

栗本薫さんの短編に「黴」というのがあって(「時の石」所収・角川文庫)、どこにでもあるような(というと語弊があるのだけど)可視のカビが異常な速度で繁殖し人は制御できず、社会を包囲してゆきます。耐えられるか耐えられないかを含めて読む方の想像力…

読書の時間

東京には丸善という大規模な本屋があるのですが昨今の営業自粛要請の波を受けて勤務先に近い日本橋のほうは閉鎖中です。通勤に使っているJRの沿線のいくつかの駅には本屋もある商業施設の入っている駅ビルがあるのですが、食料品と薬局以外は片っ端から閉ま…

「宵越しの金は持たない」考

勤務先のそばの地下街は人が少なくてほんと出来の悪いSF観てるようでこんなのめったにないのでいちど見学をお勧めします…と不謹慎なことを書きたくなるのですが、東京を取り巻く状況はやはりシビアで、それについて書けばしんどくなってくるので、今日も毒に…

短歌の素朴な謎

なんだか日が経つにつれ、首都圏は出来の悪いSFよりどんどんシビアな状況になってる気がしてて、それについて書いたところでどんよりするだけなので、ちっともシビアじゃないくだらないことを書きます。 東武伊勢崎線のスカイツリー駅は以前は業平橋という駅…

本屋の記憶

まとまりのないことを書きます。 山と渓谷という雑誌が月の中頃の発売で、死んだ父から言われて昔住んでいた街ではそれを買いに本屋へ行っていました。お駄賃代わりに鉄道雑誌をちょっと目を通す・立ち読みするのが常でした。鉄道ファンというのは図書館に入…

続・B型猫説

さすがに面と向かっては言われないお年頃になってはいるのですが、大学生の頃・社会人なりたての頃は自己紹介などで触れなくても傍からはわかりやすいらしいB型らしく親しくなると「おまえB型だろ」「キミB型でしょ」といわれることが複数回がありました。た…

続・貴景勝関のこと

くだらないことを書きます。 サッカーはいまいちわかってないけど野球はそこそこわかる高校生だったので、石川星稜に同年代の松井秀喜というすごい選手が居るのを報道で知りなんとなく興味を持ち、どれくらいすごいのか知りたくて四国の強豪である明徳義塾と…

時間泥棒な罪作りな冊子

多くの百貨店でカードを出していてるはずなのですが、そのカードを客が使うと何を買ったかのデータが百貨店側に入る仕組みです。私は伊勢丹でカードを作っていて伊勢丹で服をセールのときなどに買うことがあるので、セールの告知がよく届いていました。それ…

御幣とナス天

両親が死んだ後も祭祀は相続財産なのでそのまま神棚と荒神は引き継いでいます。もしかしたらあまりメジャな行為ではないかもしれませんが、晦日祓いというのを氏子になっている神社から事前にもらっていて大晦日の夜には神棚を筆頭に四方を左右左と振ってお…

夕方読みにくくなる文字を前に

朝に早めに出勤するのが続いていておそらくそれと関係あるのか、もしくは加齢が原因なのか、午前中なんてことなかった大きさの文字が夕方になると読みにくくなることがここ数日続いていました。一時的だし痛みもないし眼科行くほどじゃないしその時間もない…

バカにはhard to liveな世の中

いまから30年くらい前の、いま40半ばのおっさんがガラスの十代どまんなかだった頃に、多摩では「なにげに」という言葉がありました。バレーのアタックが「なにげに巧いんだよ」とか予想外にとか思ったよりとか、そういう意味合いで使っていて、ただその「な…

11号車の匂い・貯蔵庫の匂い

いまはもうないのですがやたらやかましかった300系新幹線の頃に、11号車と7号車には以前は弁当やサンドウィッチのほかコーヒーが買えるちょっとした売店がデッキに隣接してありました。指定された席が11号車で、冬のある日、名古屋駅から乗ったときちょうど…

思考を狂わせる鴨肉

勤労学生だったころそれほど自由になるお金を持っていなかったことをなんべんか書いています。あたたかい蕎麦を喰おうと思っても鴨南蛮はけっこう良い値段で、カレー南蛮は想像ついても鴨南蛮がどういうものかは想像つかず、財布の都合もあって未知の蕎麦に…

脳内の土井先生

「きのう何食べた?」というマンガがあるのは知りつつもほぼスルーしていてドラマもも視聴するつもりはなかったのですが、でも参考にしようとしてちらっと一度だけ夏前に録画しました。努力する前に努力することを放棄しているようでアレなのですが、一度だ…