うた

「カラーテレビにしたって、色はいろいろあるでしょ」(もしくは性の多様性に関する雑感)

最近アニメの話ばかり書いている気がするのですが少しお付き合いください。 昭和の、確実に小学生のころ、「ストップひばりくん」というアニメが夜7時台にありました。放送はほんと記憶にありませんが、番組冒頭の 「カラーテレビにしたって、色はいろいろあ…

小指の思い出について1

ずいぶん前にいくらか冷え込んだ晩秋の夜、誰もいない状況なのを奇貨としてつないでいた手を持ち上げて相手の指を口腔内に含んだことがあります。案の定、バカと小声で罵られて即、口腔内から指は消えたのですが、以降、いたすことをいたそうとしているとき…

歳をとるということもしくは「春よ、来い」と「林檎の花」のこと

淡き光たつにわか雨いとし面影の沈丁花 溢るる涙の蕾からひとつひとつ香りはじめる 松任谷由実「春よ、来い」 っていう出だしの「春よ、来い」という歌があります。はてなの今週のお題が「わたしの春うた」なんすが松任谷由実さんのこの歌のっていうかおっか…

恋の歌の世に多きはいかに

今年のセンター試験の国語の古文に本居宣長が出ていました。和歌について質疑応答形式で見解を述べる石上私淑言というのがあるらしく、勉強不足で恐縮なんすがはじめて知ったのですけど、その中で冒頭にけっこう興味深い問いがありました。「恋の歌の世に多…

塩屋

井の頭池というのが神田川の上流というか東京の多摩地区にあります。そこに弁財天があるのですが井の頭に男女がデートで行くと弁財天が嫉妬して別れさすという噂がありました。神様は嫉妬するということを都民の何割かは弁財天で知るのですが、噂を知りつつ…

世界に一つだけの花

よく他人と比べてもしょうがない、ってなことをいうのがあって、たぶんそれはそうなんだと思うのです。でもなんで比較するかっていったら簡単で、比較することで自己のポジションが判るからです。凡人は、他人が居てはじめて自分を自覚できることがあります…

恋するフォーチュンクッキー

はてなのお題がアイドルです。 どういう経緯でそうなったのかは知らないけど、あちこちの組織やグループでで恋するフォーチュンクッキーのメロディにあわせておどる動画というのが去年から公開されています。AKBに興味がないものの、西鉄が公開しているのを…

やわはだの

「やは肌のあつき血潮に触れも見でさびしからずや道を説く君」 という与謝野晶子さんの短歌があります。検索履歴ってあまり見ないのですがカウンタがやけに回転してる日は検索が多くなってて、ここんところこの歌の検索が多かったりします。 私はこの短歌の…

ヨイトマケの歌

帰宅後、Eテレで抜粋でサイトウキネンの火刑台のジャンヌダルクをやってて風呂上りについひきこまれてしまい(松本の合唱団はむちゃくちゃ巧いと思う)、それをみてたら紅白の美輪さんの出番の前半分くらい聴き損ねちまったのですが、なんだろ、後ろ半分だけ…

Comin' through the rye

信号機に盲人用のメロディがついてることがあって、私が「麦畑」と呼んでるメロディが使われてます。子供のころに「誰かさんと、誰かさんが麦畑♪」って歌ってるのを聴いて以降、麦畑って呼んでるんすが、俗に「Comin' through the rye」と呼ばれてるやつです…

さくら

都心部では満開でないものの桜が咲いてます。 [世の中に絶えて桜のなかりせば春の心はのどけからまし] てのが在原業平のうたにあります(あったはず)。桜なんてものがこの世の中になかったらどんなに楽だろう、なんでかって、いつ咲くのだろう、いつ散って…

先のことを考える幸福(一部加筆)

バレンタインデーにチョコをもらったりとかのプレゼントはもらうとやはり、うれしいです。へたに高いと警戒しますが。逆に、なにかしら理由があってのプレゼントを考えるってのも実は好きです。付き合ってる相手がいたときに身に着けるものをもらったあと何…

七夕

明日は七夕です。 七夕ってのは日本古来のものだと思ってたのですが、そうじゃない、って知ったのは高校生の頃です。もとは中国の話で、織姫は機織の巧みな働き者の娘だったし牛追いの彦星も働き者であったのだけど、一緒にさせたら仲むつまじすぎて織姫も彦…

雨の降る日

雨で思い出したんですけど。今日は東京は雨でした。「秋の田の かりほの庵の 苫をあらみ わが衣手は 露にぬれつつ」 秋の雨降る日に田んぼのわきに作った小屋にいて屋根を葺いたとまの編み目が粗いもんだから私の袖はこぼれてくる露でたえまなく濡れてしまう…

あきのうた

「君待つと わが恋をれば わがやとの すだれ動かし 秋の風吹く」 寝床で恋人を待っているけど、すだれが動いたら風が吹いただけたった、そんなにも反応しちまうくらいなの、ねえお願い早く来て?こういう歌ってほんと、普遍性があると思います。歌人ってすげ…

うたがわかったとき

私は名前の上では法学部卒ですが実質あほう学部卒じゃないかと突っ込みたくなるくらいのレベルだと自覚しています。進学するときなぜ法学部を選んだかといえば理系がからきし弱かったのと世の中はなにかしら法則性があってそれを動かしてるのはどうやら法律…

筑波嶺の

「筑波嶺の 峰より落つる みなの川 恋ぞつもりて 淵となりぬる」 東京の西部に住んでると茨城というのは縁遠く、小学校のときにつくば科学万博へ行ったきり踏み入れてません。で、筑波のそばの牛久というところにワイン造醸所があって筑波山と一緒にそこへ今…

テストでこういう答案を書いたら絶対赤点必至の春の歌の勝手な解釈

注意:ほんとの正解はみなさん各自ぐぐってください。 問1[ねがはくは花のもとにて春死なむそのきさらぎの望月の頃] についての解釈を述べなさい。 答) 願うことならば桜の木のしたで春に死にたいものだ、それもあの二月の満月のころに、ってところでしょ…

「やわ肌の熱き血潮にふれもせで 悲しからずや 道を説く君」

「やは肌のあつき血潮に触れも見でさびしからずや道を説く君」ってのも検索で不思議なくらいくるんですけど、与謝野晶子研究者じゃないからほんとに彼女が何をいいたかったのかなんてほんとはわかりません。役にたつような記述をしてなくて申し訳ないんすけ…